Taro Sakakibara
Top    Biography    Work    Exhibition    Publication & Illustration
中世〜近世の日本美術史を紐解くと、絵巻、浮世絵、大津絵など、ユーモア(おかしみ)やデフォルメ(簡略化)の要素たっぷりの美術作品が散見されます。さらに遡れば、埴輪や縄文土器などにもそれらの共通点を見出せるかもしれません。日本人や日本の風土、社会が築き上げて来たそれら独特な作品たちは、近代に「漫画」と呼ばれる一枚絵につながり、一枚絵だった漫画はやがて物語を持つようになります。現代のストーリーマンガ の誕生であり、その後のシーンの隆盛ぶりは語るまでもありません。
私は「カートゥーン」という、いわば近代の、物語性を獲得する前の漫画を専門に制作しています。風刺漫画とか、一コマ漫画と言い換えてもかまいません。カートゥーンは、1950年代以降急激に脚光を浴びるストーリーマンガ、そして同じく1950年代以降、宣伝美術(グラフィックデザイン)から派生し盛り上がりを見せるイラストレーション、それら双方の板挟みに合い、どちらとも折り合いをつけられず、風前の灯で現在まで生きながらえてきたのではないか と考えられます。
ストーリーマンガとイラストレーションがある以上、カートゥーンがメインストリームに乗ることは今後もないでしょう。しかしながら、カートゥーンにしか表現できないことがあり、それは現代社会でも有効であると私は考えます。その裏付けは、やはりこの国の歴史と先人たちによって育まれたユーモアとデフォルメが、この国の美術に根付いていることにあります。私は 偉大なる先達の表現に学び、現代の感覚と掛け合わせ、温故知新で制作に向かいます。

榊原太朗
1983年静岡県岡部町(現・藤枝市)出身 京都市在住 京都精華大学芸術学部マンガ学科カートゥーンコース卒業
 
連絡先
info@tarosakakibara.com(お問い合わせはメールでこちらのアドレスまでお願い致します。)
 
個展
2017  「Taro Sakakibara Hitokoma Manga Show」(GALLERY TOMO ITALY / MAG・イタリア)
    「榊原太朗のカートゥーン絵画展」(あべのハルカス近鉄本店アートギャラリー・大阪)
2016 「JAPAN HOMME 日本男装」(フェルケール博物館・静岡)
    「上海対決」(ギャラリー三条祇園・京都)
2015 「JAPAN URBAN」(いよてつ高島屋美術画廊・愛媛)
2014 「JAPAN FALLS」(ギャラリー知・京都)
 
グループ展
2018 「オカベトリエンナーレ2018  10年目のシティ」(岡部宿大旅籠柏屋・静岡)
     「Nostro Pane Quotidiano」(サンゼノーネ教会・イタリア)
     「京都府新鋭選抜展2018」(京都府京都文化博物館・京都)
2017   「はじまりのアトリエ -にわか雨 Act2-」(静岡市文化クリエイティブ産業振興センター・静岡)
     「京都府新鋭選抜展2017」(京都府京都文化博物館・京都)
2016 「HITOKOMA 詩からマンガまで」(ディオッティ美術館・イタリア)
    「にわか雨」(グランシップ・静岡)
    「京都精華大学卒業生FILE2016 未来の問い」(京都精華大学ギャラリーフロール・京都)
    「HITOKOMA MANGA SHOW」(GALLERY TOMO ITALY / MAG・イタリア)
2015 「オカベトリエンナーレ2015」(岡部宿大旅籠柏屋・静岡)
    「超京都Art Kyoto2015」(京都府京都文化博物館・京都)
2014   「SHコンテンポラリー2014」(上海展覧センター・上海)
    「第二回 創」(いよてつ高島屋美術画廊・愛媛)
 
受賞
2017 「京都府新鋭選抜展2017」読売新聞社賞

Taro Sakakibara
Born in Okabe, Shizuoka in 1983. Living in Kyoto. Graduated Kyoto Seika University Department of Cartoon.
 
Address
 info@tarosakakibara.com(Please contact me by E-mail to this address.)
 
 Solo Exhibition
2017 "Taro Sakakibara Hitokoma Manga Show"(GALLERY TOMO ITALY / MAG, Italy)
    "Cartoon Art of Taro Sakakibara"(Kintetsu Abeno Halukas, Osaka)
2016 "JAPAN HOMME"(Verkehr Museum, Shizuoka)
    "SHANGHAI TAIKETSU"(Gallery Sanjo Gion, Kyoto)
2015 "JAPAN URBAN"(Iyotestu Takashimaya, Ehime) 
2014 "JAPAN FALLS"(Gallery Tomo, Kyoto)
 
Group Exhibiton
2018 "OKABE TRIENNALE 2018  Decade Of Our City"(Ohatago Kashibaya, Shizuoka) 
     "Nostro Pane Quotidiano"(San Zenone all'Arco, Italy)
     "Selected Artists of Kyoto2017"(Museum of Kyoto, Kyoto)
2017 "Atelier of the Beginning -Niwakaame Act2-"(CCC, Shizuoka)
     "Selected Artists of Kyoto2017"(Museum of Kyoto, Kyoto)
2016 "HITOKOMA"(Diotti Museum, Italy)
    "Niwakaame"(Granship, Shizuoka)
    "Selected Artists of Kyoto Seika University"(Kyoto Seika University Gallery Fleur, Kyoto)
    "HITOKOMA MANGA SHOW"(GALLERY TOMO ITALY / MAG, Italy)
2015 "OKABE TRIENNALE 2015"(Ohatago Kashibaya, Shizuoka) 
    "Chou Kyoto Art Kyoto2015"(Museum of Kyoto, Kyoto)
2014   "SH Contemporary 2014"(Shanghai Exhibition Center・Shangahai)
    "Sou vol.2"(Iyotetsu Takashimaya, Ehime)
 
Prize
2017 "Selected Artists of Kyoto2017" Yomiuri Prize